スーパーモタードにブロックタイヤを装着した
愛車の250SBに17インチのブロックタイヤを装着した。
タイヤはそれぞれ
フロント:BRIDGESTONE TRAIL WING TW302 4.60-17 62P
リヤ:MICHELIN ANAKEE WILD 130/80-17 65R
という組み合わせ。TRIAL WINGは本来はリヤ用タイヤ。それもあってか、フォーク間ギリギリのタイヤ幅。
結論から言うと、恐ろしく乗りにくくなった。リヤ用のタイヤをフロントに付けていることが大きな要因だと思うが、直進安定性が高すぎて倒し込みがしにくく、さらに旋回中の不安定さでコーナリングが文字通り恐ろしい。
一度、フロントタイヤの空気圧が低い友人のバイクに乗ったことがあるが、その乗り味を思い出した。交差点で緊張する。
あとはエンジンをかけていない状態での押し引きが重くなったとか、足付きが以前より悪くなった(タイヤのハイトが高くなったため)とか、サイドスタンドで立てたときの傾きが大きくなったとかデメリットは多い。
平均燃費を出したわけではないが、ブロックタイヤにしたことで抵抗が増えて燃費や加速も以前より悪くなっていると思う。
それでも、ブロックタイヤ装着は何年も前からしてみたかったことなので、2年間くらいはこの仕様で乗ってみようと思う。
余談だが、行きつけのバイク屋さんではリヤ用のタイヤをフロントホイールに装着するのをやんわりと断られた。たぶん、メーカーが想定しない使用方法なので、なにかあったときに責任が取れないからだろう。
そんなわけで今回はフロントタイヤのみ自分で交換作業をした。が、残念ながらチューブをパンクさせてしまい、結局行きつけのバイク屋さんを頼ることに。ホイールごと持ち込んで新しいチューブに入れ替えてもらって、バイクへの取り付けは自分で作業を行った。
前述のとおり、フロントタイヤはフォークの間隔ギリギリだが、10kmほどノンビリ走った限りはフォークアウターに触れている感じはない。フォークに触れる場合はサイドウォール付近のブロックをひとつひとつカットする覚悟だったのでひと安心。
リヤタイヤもチェーンとの間隔はまだ余裕があるが、走行中のチェーンのブレを考慮をするとこのサイズが無難かもしれない。
リヤに関してはまずまず満足しているが、フロントは見た目のバランスが太すぎる。たぶん、リヤと変わらないタイヤ幅ではないだろうか。4.6のひとつ下のサイズがあればよかったが、17インチのブロックタイヤは種類が多くない。
次回のフロントタイヤ交換までにKLX250用のフロントタイヤとサイドスタンドを手に入れて、KLX化するのもいいだろう。